2008年05月17日
アンナン通りのBisarri さようなら
買い付けレポート3日めに戻ります。
アンティークショップ巡り入門編
ヴィンテージ通りとして知られる
ヘルシンキ Annankatu(アンナン通り)
の老舗名店といえばBisarri(ビサーリ)。
実はここ数年足が遠のいていました。
すっかりメディアや雑誌で紹介されるように
なり、観光客が大挙して押し寄せ日本にも
ヴィンテージショップがどんどこできてくると
バイヤーたちは、安い店をめざし地方へ
アングラなディーラーへと市内中心地から
離れていきました。
でもおかげさまで旅の添乗をするようになり
お客さまをお連れしたり、
今回は都内のデザインショップや
注文の多いコレクターの方からのご依頼で
”高いもの、稀少なもの”を優先的に仕入れる
ミッションがあったため、
この度ビサーリに行ってみました。
ちょうどその日は見本市の前日
Wanha Satamaに出展するとのこと
梱包作業でバタバタ。
店のドアをおずおず開けると久々の
再会にもかかわらず、
「yumico-ちょうどよかった!悪いけど
ちょっとお昼食べてきていい?15分で
かえってくるから、店番していて。
あ、どうぞご自由に見ててくださいね」
と一緒にいたお客さまに気を遣いながらも
出ていってしまいました。
お買い物リストと予算をにらめっこしながら
まずは店内の商品をチェック。
Emilia,カイ・フランクスナックセット、Floraティー
Koralli, Sinilintu, Aurinko,ガラスのフローラ
シリーズ、Kastehelmiは箱入りデッドストックあり、
流石の品揃えです。カイフランクが好きな
店主の好みかKilta、Old Kartioも充実
しています。
Bisarriにはお宝がたくさんあります。
最近自分でも買えない、売れない高価なアートピースに
つい目が行ってしまい困りものです。
アラビアカップ&ソーサーはそれに比べたら
安いヴィンテージ。でもちょっと高いのよねーと
カップに丁寧についた値札とリストをつきあわせて
いると、戻ったマルヨに価格交渉。
「OK,OK,OK」と
なんだか、ずいぶんまけっぷりがいい。
お客さまにもディーラー並みのディスカウント。
破格に安くしてくれる。いつもはぴっちり何%と
決まっているのに。。。
「なんだか今日は気分がいいわ。」とMarjo
このディスカウントといい、業者相手に見本市
出展といい、いつもと何かが違う、、、
と思っていたら
先日メールがきました。
7月でAnnankatu ビサーリ閉店です。
自宅のあるヘルシンキ郊外Espooに
業者、常連相手の倉庫兼ショップを
はじめるとか。
ガイドブックを見て
Bisarriに8月行ったら、もう店はありません。
「さみしーい」という私に
「Marjoがいなくなるわけじゃないんだから」
と電話でエスポーが近いか語っていました。
でも意外とムーミンヴィンテージなども
そうですが、無店舗ディーラーの方が
すごいもの持っていたりするんですよね。
勿論日本からの一般客も大歓迎とのこと。
次の買い付けツアーでは
エスポーまで小旅行しますか。
でもアンナンカトゥのビサーリ
さようなら。おつかれさまでした。
- by yumico
- at 01:30
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