2008年07月07日
七夕前夜に見た銀河
銀河柚という陶芸の天の川を見てきました。
「あの!中尾哲彰さんが新宿の個展で来ているので行ってみてください」
「もうyumicoさんのことは先生に伝えてあります」と
先走りな(?)というご招待TELを受け作陶展にいってきました。
ヨーロッパで大絶賛されている佐賀の陶芸家
がいる、という話は噂で聞いていたので実際の作品が
見たく飛んでいきました。
中尾氏の海外での受賞歴に舌を巻きます。
特に自分にとっては思い入れのあるイタリアでの
評価が高いことに関心を覚えました。
イタリアではルネサンス発祥の地
フィレンツェ メディチ家より芸術勲章。
ローマ、ヴァチカンの聖なる創造展
Palazzo Maffei Marescotti 画廊にて作品が展示。
ミラノの芸術協会からも招聘の話があったとか。
Mona Lisa (La Gioconda)は仏ルーブル所蔵ですが
イタリア人が世界に誇るマルチ芸術家、
レオナルド・ダ・ヴィンチの名画。
イタリー人はバカンスで海外旅行はあまりしないのに、
パリは好き、と言われルーブルにLa Gioconda(モナリザ)
を見に行き「イタリー人の芸術は素晴らしい」大声で
褒め称え帰っていく、というエピソードがあるほど。
中尾氏の銀河柚は
ルーブル美術館が「モナリザに通じる」と賞し
グランプリ「Prix de Lions(プリデリオン)を授与された
ほどだそうです。
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ご本人の風貌は大学で哲学を学ばれたというだけあり
陶芸家というよりは学者という雰囲気。
でもとても気さくな方でした。
海外でこれだけ評価された理由は
何かと、思い切ってご本人に聞いてみたところ
「今までないものを発明したことの評価では?」
という一つの答えが返ってきました。
銀河柚は、釉薬の化学変化で研究と実験のすえ
誕生したもので、その発明、という点で芸術家であり
科学者でもあったレオナルド・ダ・ヴィンチに通じる
称号が与えられたことも一因かもしれません。
哲学や世界平和といった深遠なお話もいただきましたが
長くなるのでこのくらいで。
キラキラと輝く陶芸の天の川、また素晴らしい逸品を
見させていただきました。
中尾哲彰さんの詳しいプロフィールはこちら
↓
http://www.gingayu.com/profile.html
7/9まで京王百貨店6F美術工芸サロンにて作陶展開催中です。
本日よりロンドンにて個展も開催されているそうです。
「美は国境をこえる」と記事に書かれていました。
美しいものにはパワーがあります。目と心の栄養
ご馳走さま。
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茶器は驚くほど薄くて軽い。水の分量が入ることまで計算されています。
今日は七夕。天の川が夜空に見えるな。
北欧好きの方には茶とか、伝統工芸とか
渋すぎるエントリーが続きすみません。
明日から地に足をつけて(?)
また北欧、フィンランド(仕事)に戻りまっす!
- by yumico
- at 20:51
comments
はじめまして。銀河釉はいつ見ても、どこで見てもすばらしいです。わたしはコーヒーカップを揃えて日常的に使用しています。妻は彼の手を「神の手」と評しています。釉薬はもちろん轆轤の技術は
凄いと思います。高い精神性と神の手が創りだした作品なのです。最新のコーヒーカップは138gです。前のカップより12gも軽くしています。これは限界に近い軽さです。わたしたちはこのカップにコーヒーを注いで飲むことが最高の幸せだと想っています。使ってみて初めて分る価値なのかもしれません。彼曰く「使って、壊れてもいいじゃない。」。これは彼の死生観です。彼の作品には哲学があります。彼の作品を使うことによって高い精神性に触れてみてはいかがでしょうか。きっと人生観が変りますよ。
愛球珈琲さま コメントありがとうございます。ちょうど先日も中尾先生から夏のお便りをいただき九州にはいつか行きたいなと思っていたところです。
銀河柚を日常的に使われているなんて贅沢ですね。おいしい珈琲や紅茶はいい器で飲むとさらに美味しいことは最近摂理にかなっているな、と再認識しております。それに器も使ってこと、ですよね!
茶器の軽さには私も驚きました。ふつうの焼き物に較べると
まるでふっと宙に浮くような軽さです。
愛球さんも哲学をもってお店を営まれているようですね。珈琲とてもおいしそうです。