2008年09月13日

カ・アンジェリ佐竹シェフのイタリアンこぼれ話④イタリアン貧富の差なし

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イタリアンは貧富差なく平等、という話も知っていそうで知らない話でした。

世界ブランドのGUCCI(グッチ)夫妻が骨肉の争いの末生み育てた
ブランドを買収され残されたのは丘に立つ館だけとなり
ファミリーのブランドストーリーがテレビで特集されているのを
見ていたら、夫婦が台所でトマトソースのニョッキを食べていたと。

「日本人が見たら、「落ちぶれて食が貧しくなっちゃったのね」」と
多くの人は思うかもしれない。」

「でもきっとグッチファミリーは前からニョッキ食べていたんだと思う」とシェフ。

「木曜日だったのかもしれませんね?」(イタリアでは木曜にニョッキを食べる習慣がある)

ブランド王国が最高潮だったときもブランドを失った後も家庭での食事も
ライフスタイルもあまり変わっていないのだろう、と。

富めるときも貧しき時もステーキからめざしに一気にグレードダウン
するようなことはないのが想像できます。

イタリアでは貴族から農夫まで地域の差や素材は多少ことなっても
みんなパスタを食べ、階級によって食事の差がなく平等らしいです。

確かにイタリア人の家庭の台所を思い出すとお金持ちも普通の家庭も
食べているものはあまり大差ないように思えてきます。

フランスなどは王様と庶民が食べるものが同じということは
あり得ないし、日本も公家、武家、農民と食事がクラスによって
違う、食の格付けや階級があったことが豊かな食文化を生み出す
背景になっています。

でもイタリアではみんな同じようにパスタを食べワインを飲み、
Povero(貧しい)風や農夫風の料理をおRicco(お金持ち)も食べます。

経済的に貧しいから食が貧しいということがあまりないのは
豊かな国の証拠ですよね。

日本も見習わなくては。

私も自分の生活の中で見習いたいです。


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